日々の研究や水処理のアレコレなどを綴ります

放線菌

曝気槽の泡

 2022/12/17   

お客様から「曝気槽にムース状の泡が増加して困っている」

とご相談がありました。

早速排水処理の現場を観察。

曝気槽泡

 

ムーズ状の泡

 

顕微鏡を観察

放線菌

 

やはりでした。

放線菌の繁殖が原因でした。

分散汚泥フロック

 

汚泥フロックも分散気味となり、

汚泥フロックにも放線菌が絡みついています。

放線菌は油分(動植物油)が多いときに発生します。

また放線菌がミコール酸(油脂分)を出しムース状の発泡となります。

沈殿槽の水面にも増加し透視度が悪くなります。

沈降性も悪化します。

弊社の対策は

ph

油脂分解

C/Nバランス調整

曝気槽内環境を変えるだけで放線菌は減少します。

当然泡も減少します。

他の微生物にも悪影響がある殺菌剤などは使用いたしません。

安全な方法で微生物・環境にも優しい対策を行います。

放線菌でお悩みの担当者の皆様ご連絡お待ちしています。

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油脂分解・油脂分離に欠かせないバクテリアの活性化

 2022/10/18   

10月も中頃となり、排水処理場の水温も20~26℃と低下し始めています。

この時期の排水処理場の特徴として

【1】朝、昼、夜の温度変化も大きく、皆さんのカラダと同じように微生物も体調を崩しやすい状態となります。

▼フロック解体の様子
フロック解体

【2】油脂分が多い排水では油分が塊り分解が遅れてしまい放線菌が発生し汚泥の沈降性が悪化してきます。

▼油分粒
油分粒

▼放線菌
放線菌

【3】糖分が多い排水では糸状菌が繁殖し粘性を増加させ沈降性不良となります。

 

そこで、澤本商事では、バクテリア活性不良の根本的対策をお伝えしています。
秋から冬の油脂分対策についてお困りの方は、ぜひ以下のページにて詳細をご覧ください。

バクテリア活性化不良対策について

 

季節に合わせた微生物の活性化で油脂分解を促進しませんか?
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