日々の研究や水処理のアレコレなどを綴ります

澤本悟博の記事一覧

新年のご挨拶

 2023/01/05   

2023年新年あけましておめでとうございます。

本年のよろしくお願いいたします。

1/5日~仕事始めとなります。

今年はうさぎ年。

ウサギのように俊敏に動き、

大きくトビ跳ねて活動していきます。

昨年新入社員1人増え、3月からもう一人新入社員が入ります。

皆様とともに飛躍の年になれるよう精進してまいります。

 

昨年HPをリニューアルしてから排水処理、改質水のご相談で新規のお客様からのお問い合わせが増加しています。

明日は早速宮崎県まで対応に伺います。

本年も皆様の「お困りごと対策」を中心に、環境改善の活動を行っていきます。

お問い合わせお待ちしております。

代表取締役澤本悟博

 

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曝気槽の泡

 2022/12/17   

お客様から「曝気槽にムース状の泡が増加して困っている」

とご相談がありました。

早速排水処理の現場を観察。

曝気槽泡

 

ムーズ状の泡

 

顕微鏡を観察

放線菌

 

やはりでした。

放線菌の繁殖が原因でした。

分散汚泥フロック

 

汚泥フロックも分散気味となり、

汚泥フロックにも放線菌が絡みついています。

放線菌は油分(動植物油)が多いときに発生します。

また放線菌がミコール酸(油脂分)を出しムース状の発泡となります。

沈殿槽の水面にも増加し透視度が悪くなります。

沈降性も悪化します。

弊社の対策は

ph

油脂分解

C/Nバランス調整

曝気槽内環境を変えるだけで放線菌は減少します。

当然泡も減少します。

他の微生物にも悪影響がある殺菌剤などは使用いたしません。

安全な方法で微生物・環境にも優しい対策を行います。

放線菌でお悩みの担当者の皆様ご連絡お待ちしています。

お問い合わせフォームはこちら

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沈殿槽改修工事

 2022/12/16   

飲料工場の沈殿槽改修工事を行いました。

40年間使用された減速機、歩廊、配管類を

一新致しました。

改修工事前 

解体工事中 

搔き寄せ機 

沈殿槽改修工事完了 

センターウエルに弊社のノウハウが詰まっています。

それは・・・お問い合わせください。

工事までの工程
現場調査→設計→見積→予算取り→受注→工事工程決め→施工→試運転調整→稼働
今回は7か月程度要しています。
工事期間は3日間でした。
弊社スタッフも増員し、今後も排水処理の工事力を入れていきます。
是非ご相談ください。

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油脂分解・油脂分離に欠かせないバクテリアの活性化

 2022/10/18   

10月も中頃となり、排水処理場の水温も20~26℃と低下し始めています。

この時期の排水処理場の特徴として

【1】朝、昼、夜の温度変化も大きく、皆さんのカラダと同じように微生物も体調を崩しやすい状態となります。

▼フロック解体の様子
フロック解体

【2】油脂分が多い排水では油分が塊り分解が遅れてしまい放線菌が発生し汚泥の沈降性が悪化してきます。

▼油分粒
油分粒

▼放線菌
放線菌

【3】糖分が多い排水では糸状菌が繁殖し粘性を増加させ沈降性不良となります。

 

そこで、澤本商事では、バクテリア活性不良の根本的対策をお伝えしています。
秋から冬の油脂分対策についてお困りの方は、ぜひ以下のページにて詳細をご覧ください。

バクテリア活性化不良対策について

 

季節に合わせた微生物の活性化で油脂分解を促進しませんか?
澤本商事では、水質検査やラボテストを無料で行っています。
お問い合わせはお気軽にどうぞ!

お問い合わせフォームはこちら

排水処理場でのトラブル相談「粘性増加」について

 2022/09/29   

先日食品加工業のお客様で、沈殿槽の代わりに膜を入れて処理しているお客様からご相談がありました。

「粘性が増加し膜処理の水量が減少し、膜洗浄を2回/月も行っている(通常は5~6か月/回)。何とか粘性を低下させる方法がないか?」
とのご相談でした。

原因を考えてみると、以下によることが推測できます。

季節の変わり目、排水処理場の微生物も変わり目となります。

①まずは夏から秋へと商品変更があります。(例:鍋物が多くなり練り製品が多くなるなど)

それによってBOD、COD、油分などの負荷が高くなることが多くなります。

②水温の変化→秋になることで水温が低下します。

それによって微生物の活性が低下しやすくなります。

③ ▼①②の結果によりフロック分散

▼糸状菌が増加

粘性が増加 → 沈降性不良 → 膜処理の場合は処理能力低下(水量低下)
※沈殿槽の場合は最悪は汚泥流出となります。

顕微鏡観察をすると、やはり糸状菌が多くなり粘性バルキング状態でした。

▼糸状菌が多く、粘性バルキング状態

また油分の負荷も増加し空気不足となり生物相も嫌気気味となっていました。
▼桿菌・球菌が増加している状態

 

【対策:糸状菌を減少させる方法】

①空気量増量

②phの適正値への調整

③油脂分解剤の添加

④微生物活性の栄養剤の添加

⑤返送量の調整

2週間後には粘性低下 260cp → 120cp

大きな汚泥フロック形成 → 糸状菌弱体化

となりました。

適性な対策を行うと1~2週間で改善致します。

 

排水処理場でお困りの症状がございましたら、ご相談ください。対策方法をご提案いたします。

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