【現場レポート】導入から27年。埼玉県飲料工場の排水処理プラントの安定稼働を確認

 2025/10/28   

こんにちは。澤本商事の澤本です。
本日は埼玉県にある飲料工場に訪問いたしました。

導入から27年、安定稼働を続けるプラント

こちらのプラントを導入して27年が経過しています。
排水処理の基本スペックは以下の通りです。

  • 水量:400〜480トン/日
  • BOD500〜1500mg/l

本日の水質データも、処理性・沈降性ともに良好な状態でした。

  • SV30:55%
  • 透視度:30以上
  • COD13ppm
  • 汚泥濃度:4000ppm
泡立っている調整槽
飲料工場の散水ろ床。ろ材に生物膜が繁殖している。散水ろ床

天城抗火石高速散水ろ床法と活性汚泥法併用プラント

散水ろ床が支える、泡立たない曝気槽

調整槽は洗剤などの影響で泡立ちが多いのですが、散水ろ床で微生物処理が進み、曝気槽では泡立ちがなくなっていました。

散水ろ床の石の上も藻(生物膜)がビッシリと繁殖し、この中で多くの微生物がヨゴレ(汚濁物質)を分解処理しています。

散水ろ床が支える、泡立たない曝気槽曝気槽
飲料工場の沈殿槽。水面が安定している。沈殿槽
透視度の高い放流水が流れる水路。放流水

脱水効率の良さがコスト削減に直結

飲料工場の脱水機。含水率80%の脱水ケーキが排出されている。

曝気槽での汚泥フロックも良いため脱水効率も良く、汚泥ケーキの含水率は約80%とパラパラしていました。

担当者にお聞きすると「汚泥状態が良く、汚泥が増えないので1〜2回/週(6〜7時間/回)の脱水だけなので費用も削減できているようです」とのことでした。
こちらの脱水機も4年前に弊社で更新させていただきました。

排水処理から製造ラインまで

工場に新設された純水を貯める受水槽。

また、昨年の工事では純水を貯める受水槽も新設していただき、製造ラインでもお手伝いができています。

排水処理の安定はもちろんのこと、省エネ、省力化に貢献出来るプラントを今後も提案させていただきます。

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