こんにちは。澤本商事の澤本です。
本日は埼玉県にある飲料工場に訪問いたしました。
導入から27年、安定稼働を続けるプラント
こちらのプラントを導入して27年が経過しています。
排水処理の基本スペックは以下の通りです。
- 水量:400〜480トン/日
- BOD:500〜1500mg/l
本日の水質データも、処理性・沈降性ともに良好な状態でした。
- SV30:55%
- 透視度:30以上
- COD:13ppm
- 汚泥濃度:4000ppm
散水ろ床散水ろ床が支える、泡立たない曝気槽
調整槽は洗剤などの影響で泡立ちが多いのですが、散水ろ床で微生物処理が進み、曝気槽では泡立ちがなくなっていました。
散水ろ床の石の上も藻(生物膜)がビッシリと繁殖し、この中で多くの微生物がヨゴレ(汚濁物質)を分解処理しています。
曝気槽
沈殿槽
放流水脱水効率の良さがコスト削減に直結

曝気槽での汚泥フロックも良いため脱水効率も良く、汚泥ケーキの含水率は約80%とパラパラしていました。
担当者にお聞きすると「汚泥状態が良く、汚泥が増えないので1〜2回/週(6〜7時間/回)の脱水だけなので費用も削減できているようです」とのことでした。
こちらの脱水機も4年前に弊社で更新させていただきました。
排水処理から製造ラインまで

また、昨年の工事では純水を貯める受水槽も新設していただき、製造ラインでもお手伝いができています。
排水処理の安定はもちろんのこと、省エネ、省力化に貢献出来るプラントを今後も提案させていただきます。
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