おはようございます。代表の澤本悟博です。
新車に乗って掛川に向かっています。本日は調整槽新設工事の配筋検査日です。

原状の曝気槽、微生物状態も確認するため顕微鏡、分析機器も必要となるため車で移動となります。年間4~5万kmの走行距離となっています。
排水処理現場対応が出来るように常に分析機器、顕微鏡を用意して全国各地を回っていますので、お困りのお客様は下記よりお問い合わせください。
臭気対策、沈降不良対策、泡対策、油脂分解対策、汚泥削減対策等行っています。
日々の研究や水処理のアレコレなどを綴ります
2025/06/04 澤本悟博
2025/05/20 野崎徹
おはようございます。野崎徹です。
先日、東北地方にある食品工場へお伺いしました。こちらの工場では、当社の排水処理技術をご採用いただいています。
訪問させていただいた工場には、当社が設計・施工を手掛けた天城抗火石(あまぎこうかせき)高速散水ろ床法による排水処理施設が導入されており、稼働開始から10年以上が経過しています。
近年、工場の業績が大変好調でいらっしゃるとのことで、それに伴い排水処理にかかる負荷も完成時より大きく増加しました。そのため、「現状の処理能力では対応が難しくなってきたため、処理能力を増強したい」とのご相談をいただいた次第です。
特に今回は、現在施設が設置されているスペース内での改造をご希望とのことでした。 排水処理施設は、工場の敷地内の限られた一角に設置されていることも多く、能力増強や増設の際にはスペースの制約が課題となることが少なくありません。
現地では、まず担当者の方と細部にわたり協議を重ね、当社よりいくつかの改善方法についてご提案させていただきました。 その上で、現在の機器の配置や使用状況を丹念に確認いたしました。
10年以上安定して稼働を続けている施設ですが、増強にあたっては既存の設備を最大限に活かすことが重要です。
限られたスペースの中で、どのように効率的な能力向上が図れるか、配管ルートや機器の干渉なども念入りに調査し、今後の改造計画に必要な寸法や情報を収集いたしました。
既存の配管や機器の状態も詳細に調査することで、より現実的で効果の高い計画を立てることができます。
これらの現地調査結果とお客様との協議内容を踏まえ、社に持ち帰り図面の作成を進めさせていただきました。
今回の計画では、既存の施設を最大限に活用し、最小限の改造で効果的な処理能力の増強が実現できる見込みで、そのように設計できたかと自負しております。
多くの工場では、排水処理施設は敷地内の限られたスペースに設置されています。そのため、能力増強や増設をご検討される際には、このスペースの制約が大きな課題となることが少なくありません。 当社では、新設や大規模な増設のご提案はもとより、お客様がお持ちの既存施設を最大限に活用し、現在の運転状況や将来の事業計画に合わせて処理能力を向上させる方法を得意としております。スペースに制約がある場合でも、様々な角度から検討し、最適な解決策を見つけ出すことを常に心がけております。
お客様の事業の発展に貢献できるよう、これからも現場の状況に合わせた最適なご提案を続けてまいります。
排水処理施設の増強や改善、日常の運用管理に関するお悩み、あるいは「うちの工場もスペースが限られているが、何とかならないか」といったご相談など、どのようなことでもお気軽にお声がけください。
弊社では、お客様の状況を正確に把握し最適な解決策をご提案するため、以下の初期対応を無料で実施しております。
お問い合わせは、下記のフォームまたはお電話にて心よりお待ちしております。
2025/04/15 澤本剛希
こんにちは!
澤本商事の澤本剛希です。
東京は暖かい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、表題にもあります通り、本日より、先日ブログでもご紹介した東京ビッグサイトで開催されている「ファベックス2025」に来ております!
今回は、三谷産業(株)様と共同でブースを構えています。
ブースでは、弊社の『天城抗火石高速散水ろ床法』や、三谷産業様の食品原材料・工業薬品などをメインにご紹介しています。
会場には食品関連企業が多く出展されており、周囲のブースでは試食が多く提供され、多くの来場者で賑わっています。
そのような状況のなかでも、弊社ブースに興味を持って足を運んでくださり、排水処理に関するお悩みをご相談いただく場面が多く見られます。
現場特有のお困りごと、プラント新設に関するご相談、油処理のお悩みなど、本日だけでも多くのお話を伺うことができました。ご相談いただき、誠にありがとうございます。
本日を含め3日間、ブースにて皆様をお待ちしております。
ご都合のつく方は、ぜひお立ち寄りいただければ幸いです。
この機会に、普段なかなか相談できない排水のお悩みについて、何でもお気軽にご相談ください!
皆様のお越しを心よりお待ちしております!
2025/04/01 澤本悟博
4月に入りました。新年度の始まりです。
金沢市の最高気温10℃と寒い日が続いています。
排水処理の微生物には季節変動が激しく辛い季節となっています。
代表の澤本悟博です。
4/15(火)~17日(木)
「天城抗火石を活用した排水処理技術」を 国内最大級の業務用専門展「ファベックス」に出展いたします。
今回は三谷産業㈱と共同出店となります。
三谷産業㈱ケミカル事業部とSANA資剤での協業を皮切りに、排水処理のプラント受注もいたしました。
排水プラント事業の次なる展開のため今回の出展となっています。
天城抗火石を活用して有機性排水の処理を行うことで、公共用水域への環境負荷を低減させることができます。処理過程で発生する余剰汚泥は、活性汚泥法に比べ5分の1~10分の1ほど削減可能です。
環境省の環境技術実証事業により効果が確認されました。
環境省ETV実証事業「天城抗火石散水ろ床法」詳細はこちら
工期が短く初期費用が抑えられ、運転時の消費エネルギーも低く、設備の入れ替え工事も不要なため維持費が安価です。また、糸状菌・放線菌の発生が少ないため、水質処理効果が安定しており、余剰汚泥が低減することで汚泥処理コストの削減も期待できます。
既存の排水処理設備に追加する形で導入でき、コンパクトに設置できます。
※天城抗火石を用いた散水濾(ろ)床装置(左) 排水が天城抗火石の中を循環し、微生物の力で浄化されます。(右)
本出展ブースでは、澤本商事の技術担当者によるデモ機を使ったご紹介をいたします。
天城抗火石、展示デモ機等でご説明いたします。
弊社と三谷産業は、天城抗火石を用いた排水処理技術を広く提供していくことで、
環境負荷低減をはじめとする排水処理の課題解決に貢献してまいります。
ご来場お待ちしています。
2025/03/25 野崎徹
みなさん、こんにちは。野崎徹です。
前回のブログで、排水処理施設計画において屋根付きの機械室などを設ける場合、ほとんどのケースで確認申請が必要になることをご紹介しました。
実は、それだけではなく、建築基準法に加えて都市計画法、工場立地法、消防法、さらには各種条例など、あらゆる法令をクリアしなければなりません。
施主様から「こんな小さな機械室で、そんなに大げさな届出が必要なの?」と驚かれることもありますが、日本の建築関連法令は非常に厳格です。
そのため、計画の初期段階から各種法令のチェックを行い、必要な届出に向けた資料を準備することが重要だと感じています。
先日、消防法関連の事前協議のため掛川消防署を訪れた際、掛川城が見えました。
こちらは平成6年に復元されたそうですね。
その姿を眺めながら、「復元設計者の方々も、法適合に相当苦労されたのではないか」と思いを馳せてしまいました。
法律や規制が多く、設計には様々なハードルがありますが、それを乗り越えることで、安全で機能的な施設を実現できます。
制約があるからこそ工夫のしがいがあり、設計の奥深さを感じる日々です。
これからも、より良い計画を提案できるよう努めていきたいと思います。
澤本商事はここまで
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