日々の研究や水処理のアレコレなどを綴ります

メンテナンス・設備故障

【売約済み】ヘリオス製多重円盤型脱水機SK-500UP(中古)の販売・取り扱いについて

 2024/06/14   

以下の内容は売約済みとなりました。多数のお問い合わせありがとうございました。

中古脱水機の販売・取り扱いをしております。
現在、以下の脱水機がありますので、ご希望の方はご連絡ください。

▼製品情報
ヘリオス製
多重円盤型脱水機
SK-500UP
1台
2015年製(※2023年4月オーバーホール済)
含水率80〜86%(汚泥性状により変わります)
油分が多くても脱水効率良好な機器です。

▼付属機器
・ポリ鉄タンク200㍑+移相ポンプ
・汚泥供給ポンプ
・汚泥移送ポンプ(ヘイシン製)
・高分子自動溶解槽
・高分子凝集剤20箱
・ポリ鉄10箱

価格や設置等などはお問い合わせフォームまでご連絡ください。

上記の内容は売約済みとなりました。多数のお問い合わせありがとうございました。

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排水処理施設の補修工事や機器類メンテナンスの重要性

 2024/04/16   

こんにちは。澤本悟博です。

春になり、気温も20℃を超えるようになりました。
実は、気温や水温は、排水処理において重要なファクターとなります。
排水処理施設では、微生物の働きで汚水を浄化しているからです。
(気温や水温と微生物の関係については、こちらのブログ記事をご覧ください。
→ 冬の水温低下による排水処理トラブルのスピード解決

先日、排水処理場の調整槽内の補修を依頼され、現地調査に行ってきました。
飲料汚水のpH変動が大きく、3.5〜12.5となるため、槽内の壁面砂利が見えて痛みが激しい状態でした。

 

3年前にも飲料工場の槽内補修工事の実績があるため、今回も同じような方法で補修改善が可能かどうか、検討中です。
より良いご提案ができるよう、最善を尽くします。

▼飲料工場様の槽内補修工事の様子

弊社では、排水処理場に関わる補修工事や、機器類のメンテナンス、機器選定取替工事等も行っています。
正常に稼働する排水処理施設を維持するには、定期的なメンテナンスが必要です。
まずは現場を拝見して、最適なご提案をさせていただいております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

排水処理施設の悪化対策詳細はこちら

お問い合わせフォームはこちら

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産業排水処理施・し尿処理施設での継続的な臭気・悪臭対策は?

 2023/12/06   

工場などの産業排水処理施や、し尿処理施設関連で、発生頻度の高い臭気は以下の3つです。


①硫化水素臭
②アンモニア臭
③メチルメルカプタン臭

これらは比較的検出頻度の高い悪臭ですが、実際には工場の業種・業態の違いや、立地条件、稼働状況、生産品目によって異なります。
季節変動の影響も鑑みて、各施設に事情に合わせた対応が必要です。

先日、し尿処理施設で継続的に臭気対策を行っている事業所様へ、脱臭剤の納品・補充をしにうかがいました。
安定した臭気対策として、定量で脱臭剤の投入が必要とるため、貯蔵タンク・定量ポンプも設置しています。

▼SANA-スメロンラックDL-N
SANA-スメロンラックDL-N

▼脱臭剤の補充
SANA-スメロンラックDL-N補充

SANA‐スメロンラック-DL-Nの添加により、硫化水素、アンモニア、メチルメルカプタン等減少しています。

澤本商事では、現場の状況把握や臭気測定をし、資剤選定と緊急かつ持続的な対処を行います。
これまで以上に周辺環境対策が必要な時代です。積極的な臭気・悪臭対策をサポートいたします。
お問い合わせフォームより、お気軽にご相談ください。

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排水処理場における機器選定のお勧めポイント

 2023/05/31   

本日は愛知県田原市まで日帰り出張でした。
名神高速 一宮~小牧までが上下線工事渋滞でした。
2件目は一宮で打合せでしたが、やはり遅れてしまいました。
お客様にはご迷惑をおかけいたしました。

遅れを取り戻すため現場での検査・測定などはしっかりと対応させて頂きました。
検査機器を車に積んでの移動が多いため渋滞に巻き込まれることが多々あります。
今後は交通情報をしっかりと把握して移動いたします。

最近、お客様から現場設置型の測定機器のご相談が多くなっています。
連続測定で排水の状態を管理されることは、微生物の状態を悪化させないことに繋がります。

▼悪化時の微生物写真(放線菌)

放線菌は、飲料工場での糖排水が増加することにより発生しています。
その結果、発泡、汚泥界面上昇などが起こります。

澤本商事としてのお勧めは、動画も撮れる顕微鏡です。
バルキング時に排水の現場に設置していただき、ご連絡いただければ緊急対応策をご提案いたします。

澤本商事では、顕微鏡や検査機器も多数取り扱っています。

またブロワー、ポンプ、脱水機、スクリーンなどの機器類修理なども、提携修理工場がございます。

現地調査・機器類ご提案の流れ

現地調査・機器類ご提案の流れ

メンテナンスも、機器に応じて定期的に行いますので、排水処理関連のプラント及び機器類の故障については、お気軽にご相談ください。

排水機器類故障対策についての詳細はこちら

お問い合わせフォームはこちら

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硫酸タンク工事・弊社独自の「天城抗火石散水ろ床法」

 2023/05/23   

皆さま、こんにちは!澤本商事の澤本剛希です。

今回は富山県にある飲料会社様の硫酸タンクの入替補修工事を、5月22(月)、23(火)の2日間に渡り行いました。

元々この飲料会社様はpH値が低く、適正値に調整するために苛性タンクを導入されていました。
しかし、原水の水質変化に伴いpH値が高くなってきた為に、今回硫酸タンクへの入替工事を実施することとなりました。


左:苛性タンク
右:硫酸タンク

実は排水処理の中で、微生物の活性を促すには、pH値を一定の範囲で調整・維持することが非常に大切な事の1つなのです!

弊社は、長年の排水処理場の改善運用に携わっており、pH値の調整や微生物の活性についても様々な事例や実績がございます。
微生物の活性状態についてお困りの方へアドバイスをさせて頂いておりますので、是非お問い合わせください。
なんでもお答えいたします。

実はもう1つ今日はお伝えしたいことがあります!

この飲料会社様は弊社独自の排水処理プラントである、
「天城抗火石散水ろ床方式」を導入されています。

この飲料会社様は下水放流で、入れさせていただいてる散水ろ床方式の主なフローとしては、
原水槽 → 調整槽 → 散水ろ床槽 → 処理槽、という流れになっています。


調整槽


散水ろ床1槽目


散水ろ床2槽目


処理槽

ここでお気づきの方もいらっしゃるかとは思いますが、弊社独自のプラント「天城抗火石散水ろ床方式」を導入して頂くと、下水放流の場合、沈殿槽と脱水機を設置しなくても処理が可能です。
ちなみに、「天城抗火石散水ろ床」は、環境省のETV事業で環境技術として実証されています。
環境面や安全面に配慮されたプラントシステムなのです。

ETV事業についてはこちら

導入していただいたお客様から一番寄せられるお声が、
・現行設備に追加でき、導入前よりも処理能力が上がった
・イニシャルコストを低く導入できた
・ランニングコストが下がった(汚泥処分費、薬剤費、人件費)

の3点でした。

年々上がっていく脱水汚泥の産廃費用や電気代、沈殿槽の汚泥界面上昇など、、、このようなお悩みを改善できる可能性がありますので、ご興味のある方、そもそも「散水ろ床方式」とは?という方でも、一度お問い合わせ頂ければと思います。

 

天城抗火石散水ろ床法の詳細はこちら

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