汚泥

工場の排水処理における「汚泥」とは

こんにちは、さわまる博士です。
排水処理について学ぶとき、必ず出てくる言葉が「汚泥(おでい)」です。単なる「泥」とは違い、排水処理のプロセスにおいて非常に重要な役割を担っています。本日はこの汚泥について、その正体から種類まで解説します。

さわまる博士

汚泥とは、何のことでしょうか?

汚泥とは、排水処理の過程で、水中の汚濁物質が固形物として分離・濃縮されたものの総称です。英語では「スラッジ(sludge)」と呼ばれます。

汚泥は、その発生源や性質によって様々な種類に分類されます。

排水処理における汚泥の主な種類

  • 活性汚泥
    排水処理の主役です。BOD成分などの有機物を栄養源として増殖する微生物の集合体で、泥状のフロックを形成しています。曝気槽で排水を浄化する働きを担います。
  • 余剰汚泥
    活性汚泥が増殖しすぎた分を、処理システムの外へ計画的に引き抜いたものです。これは後の汚泥処理工程で処理されます。
  • 返送汚泥
    沈殿槽で沈んだ活性汚泥の一部を、再び曝気槽へ戻すものです。曝気槽内の微生物濃度(MLSS)を一定に保つための重要な役割があります。

なぜ汚泥の管理が重要なのですか?

汚泥の管理は、排水処理の安定性とコストに直結します。
例えば活性汚泥は、その「活性」や「沈降性(沈みやすさ)」が処理水質を左右します。また、最終的に発生する余剰汚泥は、産業廃棄物として処理・処分する必要があり、その量(発生量)や水分量(含水率)が、処理コストを大きく変動させる要因となります。

さわまる博士の
ワンポイントアドバイス!

「汚泥を制する者は、排水処理を制す」と言っても過言ではありません。日々の運転管理では、処理水質だけでなく、汚泥の色や臭い、沈み具合などを五感で観察することも、トラブルを早期に発見するための重要なヒントになりますよ。

さらに詳しく知りたい方へ

本日は汚泥の概要について解説しましたが、より具体的な「活性汚泥法」「余剰汚泥」「返送汚泥」「汚泥処理」といった各用語も、併せてご確認いただくことで、より理解が深まります。
汚泥のことでお困りでしたら、いつでも澤本商事にご相談ください。

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