標準活性汚泥法
工場の排水処理における「標準活性汚泥法」とは
こんにちは、さわまる博士です。
工場の排水処理で「生物処理」といえば、世界中で最も広く採用され、すべての基本となっている処理方法があります。
それが、本日解説する「標準活性汚泥法(ひょうじゅんかっせいおでいほう)」です。

排水処理における「標準活性汚泥法」とは、どのようなものでしょうか?
標準活性汚泥法(Conventional Activated Sludge Process)とは、好気性微生物(活性汚泥)の働きを利用して、排水中の有機物(BOD)を除去する、最も代表的な好気処理技術です。
このプロセスは、主に以下の2つの水槽で構成されています。

そして、沈んだ活性汚泥の一部は「返送汚泥」として再び曝気槽に戻され、BOD分解の主役として再利用されます。増えすぎた分は「余剰汚泥」として引き抜かれ、汚泥処理されます。
標準活性汚泥法の特徴
この処理方法は、排水処理の「標準」と呼ばれるだけあり、バランスの取れた特徴を持っています。
さわまる博士の
ワンポイントアドバイス!
現在、工場の排水処理で使われている「長時間曝気法」(標準法より曝気時間を長く、BOD負荷を低くして汚泥発生量を減らす方法)など、多くの活性汚泥法の派生技術は、すべてこの「標準活性汚泥法」をベースに応用させたものです。
この「曝気槽で分解」し、「沈殿槽で分離」し、「汚泥を返送する」という仕組みこそが、あらゆる生物学的排水処理の基本なんですよ。
さらに詳しく知りたい方へ
本日は標準活性汚泥法について解説しましたが、このプロセスの中心となる「活性汚泥」や「曝気槽」「沈殿槽」、そして管理指標である「F/M比」や「MLSS」といった用語も、併せてご確認いただくことで、より理解が深まります。
よく見られている用語

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