日々の研究や水処理のアレコレなどを綴ります

コラム・日々の活動

大雪に負けず社屋前を除雪!除雪機が大活躍!

 2025/03/03   

こんにちは。澤本享宏です。

今日は排水処理の記事はお休みで近況をご報告。
2月に入ってからの石川県は、雪!雪!!雪!!!の日々でした。
今年は山では1m越え、平地でも合計で50〜60cmくらいの積雪量でした。(弊社の事務所は平地です)

今年は除雪機が大活躍でした。
仕事前には毎回この除雪機が出動しました。



金沢の雪は水分が多く、とても重いのです。
現場第一主義の弊社でも、この雪では駆けつけるスピードが・・・なんて言ってられません!
この除雪機でスピーディーに除雪を済ませ、現場へ向かっています。
技術の進歩は偉大ですね。

ようやく、雪が解け始めて動きやすくなりました。
今年はもう降らないことを祈りますが、雪にも負けず、どんどん現場に駆けつけますので、排水処理・油脂処理・臭気処理にお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

弊社はすぐに駆けつけ、現場調査、水質検査、ラボテストまでを無料でさせていただきます。

お問い合わせフォームはこちら
お急ぎの方は076-252-5507までお電話ください!

建築士事務所登録のご報告と今後の展望

 2025/02/26   

皆様こんにちは。野崎徹です。
このたび、当社が建築士事務所として正式に登録されましたことをご報告申し上げます。

排水処理施設を設計する際、ほとんどの場合、機械室が必要となります。
この機械室を新たに設けるためには、建築確認申請が必須となり、そのため、これまで当社では機械室部分の設計監理と確認申請を外部の建築設計事務所に委託しておりました。
ですが、外部事務所とのやり取りに時間と費用がかかることが課題となっており、この状況を改善できないかと常々考えておりました。

そこで、社長に「当社を建築士事務所として登録し、建築設計業務を自社で行えるようにしてはどうか」と提案したところ、快く承認をいただきました。

建築士事務所を開設するためには、管理建築士としての資格が必要となり、そのためには建築士免許と建築設計実務経験が求められます。
私は2級建築士であり、長年にわたる設計業務の経験があるため、その点については問題ありませんでした。
しかし、管理建築士講習の修了証が不足していたため、昨年末に講習を受講し、修了考査を受けました。



年明けの1月中旬には修了証が発行され、必要な書類をすべて整えて建築士事務所協会に提出した結果、先日無事に建築士事務所の登録が完了しました。

これにより、今後は設計、申請、着工までの流れがこれまで以上にスムーズに進行することが期待できます。

新たに設立した建築士事務所の名称は「株式会社澤本商事設計事務所」となります。

引き続き、皆さまのご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

クロムと色の意外な関係❓

 2025/01/31   

こんにちは! 今日は分析室より、以前投稿した【pHの世界 vol.1】pHと色の続編をお届けしたいと思います。
前回vol.1では、「pHと色」をテーマに、エリオクロムブラックT(EBT)やポリフェノールの一種であるアントシアニンが示す色の変化についてお話ししました。
まだご覧になっていない方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

【pHの世界 vol.1】pHと色

今日は本来なら【pHの世界 vol.2】をお届けするところでしたが、今回は番外編としてメインテーマであるpHから少し寄り道して前回の内容を少し掘り下げたいと思います。
前回登場した「エリオクロムブラックT(EBT)」の名前に隠された秘密を探りながら、「クロム」という元素にまつわる不思議な世界をご案内します。

原子番号24の金属元素「クロム(Cr)」

クロム(Cr)という元素をご存じでしょうか? 硬くて光沢があり、美しい見た目を持つだけでなく、表面に目に見えない薄い酸化被膜が形成(不働態化と呼ばれます : 不動態 – Wikipedia )されるため、非常に錆びにくい性質を持っています。

この性質を利用して、クロムはさまざまな用途に使われています。
たとえば、キッチンのシンクや包丁に使われるステンレス鋼(SUS)。
また、水道の蛇口などもクロムメッキによるものがほとんどです。
他にも、身の回りの革製品の多くは鞣し(なめし:動物の皮をバッグや靴などに使える「革」にする工程)にクロムが使われています(クロム鞣し)。
こうして見てみると、クロムはさまざまな形で私たちの生活に密接に関わり、欠かせない役割を果たしていることが分かりますね!

「クロム」の意味、由来

ここで前回登場した「エリオクロムブラックT(EBT)」を思い出してみましょう。名前には「クロム」が含まれていますが、意外なことに(?)実際はクロム元素(Cr)を含むわけではありません。
ちょっと不思議だと思いませんか?
命名の由来について明確な記録は残されていないのですが、羊毛の染色に用いられてきたことから古代ギリシャ語における羊毛εἔριον(érion)と色χρῶμα(khróma, chroma)に由来するものと思われます。
実は、元素のクロム(Cr)もこのχρῶμα(色)から命名されました。
他にもこのχρῶμαに因む語はいくつも見つけることができます。

クロマトグラフィー(英: chromatography)は、ロシアの植物学者ミハイル・ツヴェットが発明した、物質を分離・精製する技法[1]。物質の大きさ・吸着力・電荷・質量・疎水性などの違いを利用して、物質を成分ごとに分離する[1]。

クロマトグラフィーは色(ギリシャ語で chrōma)を分けるといった意味合いを持つ。

クロマトグラフィー – Wikipedia

染色体(せんしょくたい)は、遺伝情報の発現と伝達を担う生体物質である。塩基性の色素でよく染色されることから、1888年にヴィルヘルム・フォン・ヴァルダイヤー(ワルダイエル、Heinrich Wilhelm Gottfried von Waldeyer-Hartz)によって Chromosom と名づけられた(英語では chromosome)。Chromo- はギリシア語 χρῶμα (chroma)「色、色素」に、-some は同じく σῶμα (soma)「体」に由来する。

染色体 – Wikipedia

モノクローム (英: monochrome) は、単一の色で図画などを描くこと、またはその図画自体を指す[1]。語源はフランス語で「単色」を意味する言葉で、元々は美術の分野で使われた言葉であった[1]。これから転じて印刷・写真・映画・テレビの分野でも、主に白黒のみで表現するものをモノクローム(あるいは略して「モノクロ」)と呼ぶようになった[1]。

モノクローム – Wikipedia

半音階(はんおんかい、クロマティック・スケール 英語: chromatic scale)とは、隣り合う音の音程関係がすべて半音で構成されるような音階。

半音階 – Wikipedia

色彩豊かな表現というニュアンスが音楽の世界にまで広がっているのは興味深いですね。

GeminiのImagen 3で生成した「 chromatic scale fish 」のイメージ

ところで、あなたがこの記事を閲覧するのに使っているブラウザはもしかして「Google Chrome (クローム)」ではありませんか?(違ったらごめんなさい🙇)
WebブラウザのChromeも、その由来をたどると、開発の元になっているソフトウェアがChromiumという名前でこれはまさに元素のクロム(Cr)のラテン語での呼び名です。

Google Chromeのロゴ
※ Google Chrome™ はGoogle LLCの商標です。

Chromeのロゴも赤・黄・緑・青と、とてもカラフルな配色になっていますね。
これは、Googleのブランドカラーを反映したものですが、興味深いことに クロム(Cr)の化合物もまた、赤、青、緑、黄色など多彩な色を示すことで知られています。
非常に色彩豊かで、まさに「色」の名にふさわしい元素と言えるでしょう。次回は実際にクロムが織りなす色鮮やかな世界をご紹介していきたいとおもいます。お楽しみに!

被災地支援の歩み – 福島から能登へ、続く支援の輪

 2024/12/26   

こんにちは。経理担当の澤本多日子です。

弊社は、東日本大震災をきっかけに、任意団体「ふくしまっ子チャレンジスクール実行委員会」の一員として、福島の子ども達の健康を守る保養活動を通して被災地支援活動に取り組んできました。
【公式】ふくしまっ子チャレンジスクール

2024年1月1日に発生した能登半島地震以降は、能登支援活動へと軸足を移し、引き続き支援を続けております。
活動の様子はFacebookページにて更新中ですので、ご覧いただけると幸いです。

12月1日(日)には、今年最後の支援活動として、断水が続いていた珠洲市馬緤(まつなぎ)・高屋地区へ物資支援をお届けしました。
併せて、クリスマスミニライブも開催いたしました。
能登半島地震発生からまもなく1年が経とうとしていますが、ようやく断水が解消した地域や、仮設住宅への入居が始まったばかりの方々もいらっしゃいます。

来年も引き続き、被災された方々のお声に耳を傾け、必要な支援をお届けできるよう活動を続けてまいります。
復興にはまだ多くの時間が必要な状況です。
これからも温かいご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。


珠洲市高屋地区にトイレ用凝固剤「YO-TASU」を寄付

輪島市門前町への物資支援



輪島市門前町への物資支援

珠洲市馬緤自主避難所での物資支援&災害ゴミ搬出



内灘町避難所への炊き出し

弊社倉庫にて物資支援準備



弊社事務所で支援ミーティング

排水処理技術の進化と共に迎える来年への展望

 2024/12/20   

お早うございます。
社長の澤本悟博です。

本日は日帰り東京出張🚄
6:31東金沢駅発の電車が来ない?!☹️
新幹線に乗れない?!
4分遅れて到着。☺
無事新幹線に乗車。

午前中は仕事仲間からの新規のご紹介。
改質水の応用技術となりそうです。
午後は来年からの工事の打合せ。
主に脱水器メーカーとの機器仕様決めとなります。

今年の振り返りとして、
2月金沢市の乳業メーカーへの排水処理施設導入。

6月〜12月
埼玉件の飲料工場での工場内の施設改修工事。

6月〜7月
山梨の味噌工場へ中古脱水機設置工事

8月〜12月
新潟の惣菜工場
排水処理新設工事

10月〜11月
山形県飲料工場
脱水機設置工事

設計部門も充実させたお陰で受注が増えました。

来年に向けて
排水処理の大きな工事(工期が半年以上の工事)が2件決まりました。
小規模な工事も数件決まっています。

排水処理の日々の管理の技術も現場数が増えて着実にパワーアップしています。
12月も残り少ないですが12/27日(仕事納め)まで駆け回ります。
28日以降もお困り事があれば対応致します。
携帯の方にご連絡ください。

新幹線🚄の中での一冊
「百人一首の魔法陣」
マニアックな一冊。

それでは、行ってきます!

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